社会人の勉強の継続方法について考えたこと
概要-社会人の勉強の継続方法-
社会人になってからも、昇進や転職等のためのスキルアップを目的に勉強を行う機会はあると思います。
しかし仕事と並行して勉強を行うことは大変です。
なかなか継続できなかったり、取り掛かるまでのハードルが高かったりします。
これについて管理人がアルバイトをしていた頃や就職後の勉強の経験を元に考えた結果、「勉強を詰め込みすぎない」、「勉強をしている人に会いに行く」事が重要と思ったので書きます。
- 勉強を詰め込みすぎない方が継続も定着も上手くいく
- 自主的に勉強している人の所に行ってみるとやる気が出てくる
- まとめ
目次
勉強を詰め込みすぎない方が継続も定着も上手くいく
管理人は新卒で入った会社を辞めました。
その後、大学院(博士)への進学も視野に入れ勉強をしていました。
会社を辞めた当初は、ひたすら勉強する事しか考えておらず、成果が出ない場合はまだ勉強が足りないと考え量を増やすことばかり考えていました。
退職してしまったこともあり当時の自分は自信が持てなかったため、予備校などのホームページに書かれている一日の勉強時間の目安等を過度に調べていました。(関連: 周囲の評価が気になった話 )
その結果、「何もしてないから上手くいかない」と考え、劣等感を感じていました。また焦りからテキストの内容をじっくり理解する余裕もなく勉強していました。当然、あまり上達はせず勉強は上手くいきませんでした。
後になってから考えると、アルバイトと並行しながらよくやっていたと思います
現在は、プログラマーとして働いています。仕事のために勉強をしておく必要がありますが、この経験のおかげで下のような事が考えられるようになりました。
- 一日二日で上達はしないが、一日二日さぼっても能力は下がらない
- 焦らずに出来るようになった事を確認しながら勉強する。試験までに合格ラインまで能力が伸びるかは気にしなくてもいい。気にしたところで都合よく上達はしない。
この考え方のおかげで、一日でどれだけテキストを進めることができたかは気にならなくなり、テキストの内容についてじっくり考えたり自分で実際に手を動かして勉強をするようになりました。
一日で得られた知識が1つや2つでも気にならないです。
また、忙しい日でも、「勉強しなくては」と考えなくなり、「テキストを軽く読めたら今日は良しとする」という心の余裕も生まれ、継続しやすくなりました。
さらに、ストレスも軽減された事でテキストの内容も頭に残るようになってきました。
自主的に勉強している人の所に行ってみるとやる気が出てくる
仕事が決まってしばらくしてから、X(twitter)で大学生が自主的に集まり、物理のセミナーをするというイベントを見つけました。
はじめは行くか悩みましたが、最終的に行きました。
イベントでは、学生時代に習った物理を思い出しながら、楽しく聞けました。
また暇な時に学生時代に専攻していた物理を少しずつやろうかなと思えるようになりました。(帰宅後学生の頃の教科書を勉強しだしました。)
加えてイベントの中で、素粒子理論を専攻している博士課程の方が、早口で3時間近く話していました。
これを聞いて、自分も自身の仕事の内容についてこのくらいは話せるようにしておかなければいけないと考えるようになりました。
これを受けて、周囲の人と関わることで自分のモチベーションにつなげることができるとわかりました。特に今回は、義務的に行われているイベントでなく、学生が自主的に集まって行われているイベントであったので周囲のモチベーションも高かったため、自分にとってプラスの影響が大きかったと思います。
SNS等からこのようなイベントが探せると思うので、時間があるときにチェックすると良いと思います。
まとめ
社会人になっても資格の取得のために勉強する必要が出てきます。
新卒で入った会社を辞めた当初は、とにかく勉強する事ばかり考えていました。
試験日が決まっているので難しいかもしれませんが、勉強を詰め込みすぎず余裕を持つことを意識し、自主的に勉強している人を見つけるだけでも継続・定着がしやすくなると考えました。