生活の工夫-タスクの見える化-
概要-やるべきことが出来ない-
小さいころから片付けが苦手でした、加えて、学生時代以降は家事をこなすことの苦手さも顕在化してきました。
それに対しての工夫の本に書かれていたことを参考に自分なりの工夫をした結果、かなり楽になったので書きます。

1週間かけてすべて剥がせばOKと考えると楽になった
- 家事や勉強ができない
- 工夫をしだした
目次
家事や勉強ができない
小学生の頃から物を片づけたりするのが苦手でした。学校の机の引き出しや、ロッカー、ランドセルの中は散らかり放題で、くしゃくしゃのプリントが出てきたり、飼育当番で持ってきた野菜くずが腐って嫌なにおいがするまで放置したりしていました。
こんな状態でしたが、家には家族がいるので特に問題は発生しませんでした。
しかし大学に入って一人暮らしを始めてから、部屋が散らかり放題で、足の踏み場がないほど散らかる・虫がわく・一日中ぼーっとしてしまい、趣味や勉強ができない等大変でした。学生生活の終盤では、上手くいかないことに対する劣等感がすごかったです。
社会人になってからも同じような傾向が続いていました。幸い都市部に住んでいたので、田舎に住んでいた学生時代と比べ虫は発生しませんでしたが他はほぼ変わりませんでした。
工夫をしだした
社会人になってASDを理由に、障害者手帳を取得しました。加えて新卒で入った会社で態度が悪いと言われ、退社しました。
の事をきっかけに障害のことを意識しだし、生活や仕事の工夫等についての本を読んだりしていまし
そのなかで、しなければならないことが多くなると、それらで頭の中がいっぱいなり、手を付けにくくなるといった記述を見つけました。対策として、メモ用紙にすべきことを細分化して書いておき、タスクをこなすたびにメモ用紙を捨てていけばよいといったことが書かれていました。
早速、家事にこれを適用しようと考え、1週間でするべき家事をメモ用紙に書くようにしました。そして、このメモ用紙を1週間かけて捨てていけばよいと考えました。
その結果、ちょっとした隙間時間や外出のついでに作業を進めておこうという意識が働き、部屋が片付いてくるようになりました。
それに伴い趣味や勉強に割り当てる時間や精神的な余裕も増えてきました。
しかし、毎回ほぼ同じようなタスクであるにもかかわらずタスクが終わるたびに、メモ用紙を捨てるのがもったいないと感じました。
そこで、100均で磁石を買ってきて、やるべきことを書くようにしました。そしてタスクをこなすたびに捨てるのではなく、はがしていくようにしました。
これで、勿体ない事をしているという罪悪感が薄れスムーズにタスクがこなせるようになりました。